振袖選び。生地の違いを確認!

2020年07月13日
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振袖選び 生地の違い


いざ振袖を探し始めると、

何をどう探してよいか分らないものです。

見た目の色柄は分かっても、

それが良い物なのかどうか分からない。

金額が高ければ良い物なのかなと思ったりしますが、

手頃な振袖とは何が違うのだろうと疑問になります。


 

生地の違いを確認!


まずは、基本となる生地の違いを確認しましょう。

触ってみると厚みの違いが分かります。

ペラペラしたものから、ずっしりした生地など、

これだけで大分違いが分かります。

やはり、ずっしりした生地の方が高級品の事が多いです。

これは、使っている糸の本数が多いためです。

1センチ四方で使われる糸の量が多いため、

ずっしりとした重みが出ます。

男性の紋付などに使われる「羽二重」の生地は、

重さの単位、グラムで区別するほどです。


糸の違い


見た目ではわかりませんが、

絹糸には、国産と外国産があります。

ただ近年、日本の養蚕農家の数は少なく

国産の絹糸は減少してます。

そこで、ブラジルなど外国産の絹糸を使うことが

普通になっております。

少ないですが、純国産の糸を使っている生地もあります。

その場合、「純国産」の証紙が貼ってありますので

確認ができます。


生地の違いを確認しましたら、

次は染の違いを見ていきましょう。

続く

 


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鎌倉 きもの蔵人みやもと 半田賢祐