季節のお花と振袖の柄
2018年04月11日
早いもので、もう桜の木には
綺麗な緑の葉がついています。
満開になったと思ったら
あっと言う間に散ってしまう。
そんな「はかなさ」が皆を
魅了するのかも知れません。
それと、実は秋の桜の紅葉も
ステキなんです。
そして今は、八幡様の牡丹が
綺麗に咲いております。
振袖には牡丹の柄がよく使われておりまして、
一番目立つ、膝のあたりに
描かれる事が多いです。
「たてば芍薬、座れば牡丹、
歩く姿は百合の花」
と昔から女性の美しさを表現してきました。
「百花の王」とも呼ばれる牡丹は、
花弁が幾重にも重なり、ふっくら咲くため、
昔から「豪華」「幸福」の象徴と、されています。
ふっくらと大きく咲くなんて
新しく成人をむかえる方々に、
ぴったりなお柄だと思います。
1つ1つ柄にも意味がありますので、
少し気にしてみると、
お振袖選びがより楽しくなるのではと思います。
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鎌倉 きもの蔵人 みやもと 半田賢祐