お母様の振袖をお召いただく方も丁寧にお支度させて頂きます
2016年02月01日
この数日寒いですね~!お正月から成人式が比較的暖かだったから余計に寒さを感じます。
さて、『ママ振り』という言葉をご存知ですか?呉服業界用語なんですが、お母様二十歳の時に着た振袖をお召になって成人式に行くことです。お母様が昭和二十年代生まれだった頃は、お母様の振袖は、『中振袖』と言って、現在の振袖より少し袖の短いものが主流で、「お母様のお古だ~!」ってわかってしまいましたが、今のお母様のお持ちの振袖は、殆ど袖が長く、そういう意味の心配はありません。
でも、タンスの中で20年以上眠っていた振袖をそのまま晴れの日に着せたのではお嬢様が可哀想。
かと言って、下手に呉服屋さんに持ち込めば、「これは、もう着れません!」と言われて、高い買い物にもなりかねない・・・と不安になるのもごもっともです。
現在、当店で成人式のお支度をされる方の1/3くらいは、ママ振りです。
きものは、100年三代受け継がれる衣装ですので、自信をもってお召いただけるようにお手伝いしています。
例えば、寸法をお嬢様のサイズに合わせてあげること。小物のコーディネートを現代風に変えてかげること。シミやヨゴレがあれば、少し手を加えて目立たないようにしてあげること。
少しの予算でできることは沢山あるのです。
どうぞ、お気軽にご相談下さい。
きもの蔵人みやもと フリーダイヤル0120-150602